シリア 震える橋を渡って
人々は語る
著:ウェンディ・パールマン
訳:安田 菜津紀
訳:佐藤 慧
紙版
内容紹介
2011年、アサド政権の崩壊を目指して、抗議活動に立ち上がったシリアの人々。恐ろしい暴力に晒され、祖国から逃れなくてはならなかったにもかかわらず、彼らは今もその夢をあきらめていない。満杯の監獄に押し込められ、誰かの遺体の上で眠るしかなかったと語る男性、シリア人には尊厳などないと嘆く女性……。人々が赤裸々に語ったシリアの現実とは。SUGIZOさん(ミュージシャン)推薦。
目次
本書に登場する人々
序 文
日本語版への序文
第Ⅰ部 権威主義体制
第Ⅱ部 潰えた希望
第Ⅲ部 革命の芽生え
第Ⅳ部 苛酷な弾圧
第Ⅴ部 武装する人々
第Ⅵ部 戦時下に生きる
第Ⅶ部 祖国からの逃亡
第Ⅷ部 この戦争の意義
謝 辞
訳者あとがき