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SB新書

未来のセックス年表

著:坂爪 真吾

紙版

内容紹介

2050年ロボットとのセックスが当たり前に!?

未来の性を語る上でのキーワードはは「テクノロジー」と「人口減少」

セクサロイドは誕生するのか?
VRで本物のセックスが体験できるか?

新しい「性の公共」をつくるNPOという立場から、
障害者・高齢者の性・不倫・性教育・性風俗・売買春・JKビジネス・パパ活など
性にまつわるあらゆる社会課題の現場に足を踏み入れ、問題解決に取り組んできた
著者のこれまでの知見をいかした集大成。
AI研究者による最新の研究事例もふまえて、
日本人の性の未来予想図を描き出す!

目次

第1部 日本人の性 未来予測カレンダー

2019年「パパ活女子大生」の増加
2020年「閉経女子」が「ジジ活」を始める
2023年「セックスインフラ」の老朽化が進む
2024年 一般人の「フェイクポルノ」がネット上に溢れる
2025年 セックスレスの夫婦がマジョリティになる
2026年 コンビニから成人向け雑誌が消える
2027年 女性嫌悪VS男性嫌悪の戦争が泥沼化
2028年 緊急避妊ピルが薬局で買えるようになる
2029年「同意のないセックス」が犯罪になる
2030年 地方都市からデリヘルが消える
2031年 Vtuberが全国の学校で性教育の授業を行う
2032年 障害者・高齢者のセックスをテクノロジーが補完する
2033年 県庁所在地の「沖縄化」が進む
2035年 選択的夫婦別姓制が認められる
2036年「無料風俗店」「無料ラブホ」が登場。日々の性行為のデータが吸い上げられる
2038年 同性婚が認められる。同性カップルも特別養子縁組が可能に
2040年 自動運転技術の普及で「走るラブホ」が道路に溢れる
2042年 未婚者や同性カップルが当たり前に子どもをつくる時代に
2043年 AVがシンギュラリティを突破する
2045年「ロボットデリヘル嬢」が街を闊歩する
2050年 不倫という概念が無くなる

第2部 テクノロジーが変えるセックスの未来
――セクサロイドは誕生するのか?

AIはセクサロイドに心を宿すか
対談×松原仁 人工知能研究者。公立はこだて未来大学教授。

VR/AR/MR/SRがもたらす仮想セックスの衝撃
対談×藤井直敬氏 株式会社ハコスコ代表取締役。理化学研究所脳科学総合研究センター適応知性研究チームリーダー。


第3部 未来の社会における性と生のデザイン
どのように自らの生と性をデザインすべきなのか
「逃げられない」関係性の持つ力
テクノロジーだけではつかめないものをつかむために

著者略歴

著:坂爪 真吾
1981年新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障がい者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。2014年社会貢献者表彰、2015年新潟人間力大賞グランプリ受賞。著書に『「身体を売る彼女たち」の事情』、『性風俗のいびつな現場』(ともにちくま新書)、『パパ活の社会学』(光文社新書)など。

ISBN:9784797399264
出版社:SBクリエイティブ
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS