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ハーレクイン・ディザイア 1864

愛はガラスの孤城で

著:キャサリン・マン
訳:土屋 恵

紙版

内容紹介

美しき孤独な大富豪との愛は、
炎と氷のはざまで揺れ……。

十代で母と妹を事故で亡くし、自らも癌を患った過去を持つナオミは、
ある日、人里離れた場所に立つガラス張りの館を訪れた。
ここに住む有能な大富豪、ロイスの協力のもと家業を盛り立て、
もう病弱な自分ではないことを、家族に証明したいのだ。
でも、世間を寄せつけない彼との交渉は慎重に進めなければ。
いざ会ったロイスは、優しく魅力的な男性だった。
悪天候でガラスの館に閉じ込められ、ともに過ごすうち、
ナオミは孤高の大富豪に強く惹かれ、身も心も任せてしまう。
しかし、性急に燃え上がった情熱の余韻も冷めやらぬなか、
ロイスが氷のように硬い表情で言った。「きみの本当の目的はなんだ?」

大スター作家R・ウインターズがお好きな方にお勧めの本作は、病を乗り越え、懸命に強く生きようとするナオミの物語。スター作家C・マンが、『天使の采配』に続いて描く、心揺さぶる感動作です。冷静になったとたん、ロイスは姓すら名乗らぬ彼女を問いつめ……。

ISBN:9784596518644
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:160ページ
定価:667円(本体)
発行年月日:2019年08月
発売日:2019年08月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB