出版社を探す

角川文庫

死紋調査

著:安東 能明

紙版

内容紹介

児童館で働く万里が拾った1枚の不気味な絵。数時間後、その絵を描いた児童が電車にはねられ死亡する事故が発生する。その絵には、児童の「死」が描かれていたのだった……! 事態に慄然とした万里は児童画の研究を始めるが、息子の描く絵に、ある形を見つける。その形を描いた児童の周囲では、次々と死が訪れていた。それは「死」を表すパターンなのか? 息子を救うべく奔走する万里だったが――。警察小説の第一人者が描く、異色のサスペンスミステリ!
※本書は角川ホラー文庫『予知絵』を改題したものです。

著者略歴

著:安東 能明
1956年、静岡生まれ。94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞、2000年『鬼子母神』ホラーサスペンス大賞を受賞。10年には「随監」で日本推理作家協会賞短篇部門受賞した。書き下ろし警察小説を中心に、活躍を続ける。主な著書に『撃てない警官』『出署せず』『伴連れ』『広域指定』『総力捜査』『夜の署著』など。

ISBN:9784041082997
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:400ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ