真っ直ぐに、保母
著:鏡 政子
紙版
内容紹介
「子どもを保育園に預けるなんてかわいそう」「鍵っ子なの? かわいそうに」そんなことが普通にささやかれていた時代に、私は保母になりました。十八歳でした。
憲法は男女平等をうたっていますが、女性の働く権利どころか、「子どもをおいて働くなんて」とか、「女の先生は産休があるから、担任は男性がいい」など、女性が女性の足を引っぱっていました。
現在、私は八十七歳。あれから社会保障はどれほど成熟したでしょうか。本文にある、「バターか大砲か」は、いまの問題とも思えます。(「あとがき」より)
戦争が終わり、18歳で保母になった著者。子どもたちの未来を思い、だれもが笑顔で暮らせる、住みよい社会を願って真っ直ぐに生きてきた保母人生をふり返る。
ISBN:9784780719345
。出版社:本の泉社
。判型:B6変
。ページ数:208ページ
。定価:926円(本体)
。発行年月日:2019年07月
。発売日:2019年07月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。