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單線駅舎のある町で

著:鶴岡 征雄

紙版

内容紹介

わけしいのちを棄てた父。消えることのない、別れの痛みとやるせない人間愛の償いを、蛍火で照らし出す哀切の創作集

『私の出会った作家たち』の著者が放つ17年ぶりの第2短編集

●収録作品/表題作/雨蛙/鈴ヶ森刑場跡地/ある女の肖像/千切られた日記帳/襖(ふすま)/娘の結婚/銀座にて/坂道のある町で/桃の木/火の岬/エッセイ・〝父〟について/あとがき


父の出奔 母の苦衷 愛娘を 棄てた私
心延(ば)えとうらはらに
人の道をはずれる
肉親愛の亀裂
若き日の
求めあう恋の破綻
ばらばらになった
赤い糸のもつれを
蛍火で照らし出す
哀切の短編小説集

目次

●収録作品/表題作/雨蛙/鈴ヶ森刑場跡地/ある女の肖像/千切られた日記帳/襖(ふすま)/娘の結婚/銀座にて/坂道のある町で/桃の木/火の岬/エッセイ・〝父〟について/あとがき

著者略歴

著:鶴岡 征雄
1942年茨城県龍ヶ崎町(現・龍ヶ崎市)生まれ。作家、日本民主主義文学会会員。

ISBN:9784780719338
出版社:本の泉社
判型:A5
ページ数:328ページ
定価:2778円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ