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ドイツにおける運輸連合制度の意義と成果

著:青木 真美

紙版

内容紹介

ドイツにおいて都市の公共交通の調整と運営を担ってきた「運輸連合」。その創成期から現在までの40年を交通政策と行政の視点から分析し、他国との比較や日本への示唆も提示する。

目次

第1章 序論
     日本における公共交通の現状と問題点/公共交通に関する議論ほか
第2章 運輸連合の誕生と発展ー1960~80年代
     運輸連合の概要/ハンブルクにおける運輸連合の誕生/広報・マーケティングほか
第3章 運輸連合の共通運賃制度と収入配分ー設立当時の制度
     運輸連合の共通運賃制度と収入配分/各運輸連合の運賃制度ほか
第4章 ドイツ鉄道の株式会社化と鉄道近距離旅客輸送の地域化
     ドイツ鉄道改革/鉄道近距離輸送の地域化ほか
第5章 地域化政策実施以降の運輸連合ー2000年代
     地域化による運輸連合の役割の変化/地域化以降の公共近距離旅客輸送ほか
第6章 運輸連合制度の効果と影響
     運輸連合制度の効果/日本への示唆:京都におけるケースを中心として
第7章 結論 
付 表 運輸連合発足当時から2015年までの輸送量・運賃収入
     鉱油税の税率と税収(1964~2015)
参考文献

著者略歴

著:青木 真美
同志社大学商学部商学科教授 土木学会 日本交通学会 鉄道史学会所属 

ISBN:9784818825345
出版社:日本経済評論社
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:3700円(本体)
発行年月日:2019年08月
発売日:2019年08月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RPT