神仏の森は消えるのか
社叢学の新展開
著:渡辺 弘之
紙版
内容紹介
神社仏閣を守る森(=社叢)の荒廃は、社寺自体の消滅を招く。社叢の歴史、魅力と生物学的・文化的価値を紹介しその保全を提唱する。
目次
第1章 社叢の成り立ち
カミ(神)とヤシロ(神社・社)
神仏習合と合祀令・上知令(上地令)
巨樹・巨木は社寺にある
神の存在を知るかむとけのき(かむときのき)(霹靂)
第2章 森林とは―社叢も森林―
神社の森と寺院の森のちがい
森か林か
森は天然林、林は人工林か
森林の構造
第3章 人と社叢の関わり
献木と社寺での植林
社寺に植えられる樹木
社叢と生物相
第4章 社叢の現代的役割
社叢の果たす役割と問題点
社叢は公共の文化財
参考文献
あとがき
ISBN:9784779514005
。出版社:ナカニシヤ出版
。判型:A5
。ページ数:184ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2019年07月
。発売日:2019年07月11日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNAL。