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講談社文庫

忌み地 怪談社奇聞録

著:福澤 徹三
著:糸柳 寿昭

紙版

内容紹介

怪談社の糸柳寿昭と上間月貴が全国各地の忌み地、いわくつき物件を中心に取材。ふたりが足で集めた情報をもとに作家・福澤徹三が取材のプロセスや現場の状況を書き起こした前例のない怪談実話集。糸柳と上間は事故物件が集中する地域で、恐るべき怪異の連鎖に遭遇する。歴史から忘れ去られた戦慄の真相とは?

目次

発端
首洗い

高田の婆ちゃん
猫が鳴く道
侵入者
三人連れの真相
お婆ちゃんの家
ガード下の幽霊
怪談稽古場
洗面所の影
先輩の彼女
盗み聞き
体操する幽霊
開いたドア
女の子の怪談
素人呪術
除霊
多磨霊園まで
不思議な迷子
古井戸があった家
東京のホテルって
奇怪な電話
アヨノサト
駆けこんできた女の子
真言
底喰川
三文字の遺書
心霊ビデオ
テナントビル
うえのえき
Sダム
Sトンネル
旧Iトンネル
カラーセラピー
赤いニット帽の女
奥歯
撮影禁止
町内放送
うなる男
瑕疵店舗
事故物件のマンション
封印されたアパート
水面を歩くもの
防犯カメラの人影
首さがり
終局

著者略歴

著:福澤 徹三
ふくざわてつぞう
小説家。『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』など怪談実話から『真夜中の金魚』『東京難民』などアウトロー小説、『白日の鴉』『群青の魚』などの警察小説まで幅広く執筆。08年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞。『侠飯』『Iターン』はドラマ化・コミカライズされた。近著に『S霊園怪 談実話集』がある。


著:糸柳 寿昭
しやなとしあき
怪談イベントを開催する団体、怪談社に所属する怪談師。語り手以外にもイベントや番組の構成・演出も担当。著書に『あやしかいわ』『とこよかいわ』など。

ISBN:9784065166789
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:224ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ