大伴家持研究
著:朝比奈 英夫
紙版
内容紹介
大伴家持を研究対象として、表現手法と万葉集の編纂の両面から考察を加え、家持の文学的営為の実態を追究し、その真価を解明する。
目次
序章 本書の目的と方法
第一部 歌群の形成と漢籍の受容
第一章 家持と坂上大嬢の相聞歌群
第二章 総題を掲げる独詠歌群
第三章 天平感宝元年のほととぎす詠
第四章 広縄を歓迎する宴歌
第五章 宴における詠物歌
第六章 天平勝宝七歳八月の肆宴歌二首
第二部 歌巻編纂と万葉集の成立
第一章 職名表記から見た万葉集編纂
第二章 万葉集巻十九の成立と職名記録
第三章 表記の様態と歌巻編纂
第四章 万葉集の成立と大伴家持
終章 大伴家持の表現手法と歌巻編纂