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二見文庫

官能シリーズ

愛と欲望の深夜バス

著:霧原 一輝

紙版

内容紹介

「こんなところで……?」
車内で起きる男と女の出会いと欲望のゲーム!
書下しノンストップ官能ドラマ!

金曜日の夜、怜史は高速バスターミナルの待合室にいた。翌朝、大阪に到着する高速夜行バスに乗るためだ。
乗車後、最後尾の席に座った怜史だったが、隣の空席を挟んで、一人の女性が座った。連れは誰もいなさそうだ。
彼の頭の中に、ある邪悪な計画が芽生え始めるが、いざ実行に移すと事態は思わぬ方向へ……。
人気作家による書下しノンストップ官能!




◆ 著者について
霧原一輝(きりはら・かずき)
1953年愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。エロスを追求しながらさまざまな文筆業を続け、2006年『恋鎖』(双葉文庫)でデビュー。
その後も「大人の男性が元気になる官能小説」をテーマに執筆。読者の熱い共感を得る。
主な著書として「嫁シリーズ」三部作『息子の嫁』『弟の嫁』『うちの嫁』や『未亡人の長い夜』『嫁は未亡人』『若い後妻と息子の嫁と』『嫁の寝姿』『かわいい嫁』
『みんなの嫁』『人妻の別荘』『息子の愛人』『高慢女性課長』『生保レディ 契約ください』『息子の嫁の艶姿』『催淫気功 その気にさせて』『嫁の黒下着』
『人妻は昼顔夫人』『人妻 濡れつづけた一週間』(以上、二見文庫)、『この歳でヒモ?』(双葉文庫) 、『向かいの人妻』(悦文庫)ほか多数。

目次

第1章 隣の女        7
第2章 指の虜        47
第3章 ホテルで乱れて    86
第4章 帰りの女       131
第5章 パーキングエリア   165
第6章 あの人との再会    207


 見ると、彼女の右手が怜史の膝にかかっているブランケットのなかに入り込んでいた。そして、ズボンの上から怜史の股間のものを撫でさすっていたのだ。
(………!)
 怜史の肉茎に触れているのは自分の指ではなく、夜行バスで偶然相席になった美しい年上の女の指だった。驚きと昂奮で、身じろぎさえできなかった。
 こわばってしまっている怜史を見ながら、彼女は乗客が寝静まっていることを確認すると、屈み込むようにして怜史のズボンとブリーフを膝まで脱がせ、肉棹を握った。
(これ以上されたら、出てしまう! )
 怜史が足をこわばらせたとき、彼女はその瞬間をわかっているかのように指の力をゆるめた。そして、怜史の手をつかみ、自分のブランケットのなかへと誘導したのだ。
「触って……」
 と、彼女が耳元で囁いた。
「それでいいの……上手いわよ」

著者略歴

著:霧原 一輝
霧原一輝(きりはら・かずき)
1953年愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。エロスを追求しながらさまざまな文筆業を続け、2006年『恋鎖』(双葉文庫)でデビュー。
その後も「大人の男性が元気になる官能小説」をテーマに執筆。読者の熱い共感を得る。
主な著書として「嫁シリーズ」三部作『息子の嫁』『弟の嫁』『うちの嫁』や『未亡人の長い夜』『嫁は未亡人』『若い後妻と息子の嫁と』『嫁の寝姿』『かわいい嫁』
『みんなの嫁』『人妻の別荘』『息子の愛人』『高慢女性課長』『生保レディ 契約ください』『息子の嫁の艶姿』『催淫気功 その気にさせて』『嫁の黒下着』
『人妻は昼顔夫人』『人妻 濡れつづけた一週間』(以上、二見文庫)、『この歳でヒモ?』(双葉文庫) 、『向かいの人妻』(悦文庫)ほか多数。

ISBN:9784576190983
出版社:二見書房
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:694円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ