NHKシリーズ
こころをよむ 批評文学としての 『枕草子』 『徒然草』
著:島内 裕子
紙版
内容紹介
いま、生まれたての 文学として読み直す
教養としての古典という枠を軽々と飛び越えて、現代人の感性に訴えかける『枕草子』と『徒然草』。毒舌あり、脱力あり、嫉妬あり、反省あり。自分の美意識や価値観を信じて心の赴くままに書き綴り、「精神の自由領域」を押し広げた、文学史上画期的な二大作品を読む。