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闘わなければ社会は壊れる

〈対決と創造〉の労働・福祉運動論

編:今野 晴貴
編:藤田 孝典

紙版

内容紹介

一人ひとりの暮らしを守りつつ,社会全体の変革をめざす運動が求められている.私たちは何を要求し,どのように闘うべきなのか.労働と福祉,それぞれの現場で積み重ねられた知見から,新たな運動論を提起する.

目次

はじめに  今野晴貴・藤田孝典


第一部 福祉運動の実践をどう変革するか?
 1 みんなが幸せになるためのソーシャルアクション――福祉主体の連帯と再編を求めて ……………藤田孝典
 2 ソーシャルビジネスは反貧困運動のオルタナティブか?――新しい反貧困運動構築のための試論 ……………渡辺寛人
 3 不可能な努力の押しつけと闘う――個人別生活保障の創造へ …………………後藤道夫


第二部 「新しい労働運動」の構想
 4 新しい労働運動が,社会を守り,社会を変える ……………今野晴貴
 5 年功賃金から職種別賃金・最賃制システムへの転換――新しい賃金運動をめざして ……………木下武男


第三部 ポスト資本主義の社会運動論
 6 経済成長システムの停滞と転換――ポスト資本主義に向けて ……………宮田惟史
 7 福祉国家論の意義と限界――七〇年代西独「国家導出論争」を手がかりにして ……………佐々木隆治


おわりに  今野晴貴・藤田孝典

ISBN:9784000613491
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB