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烈火三国志 中

著:成 君憶
訳:漆嶋 稔

紙版

内容紹介

曹操に英雄としての資質があるといわれた劉備。
関羽・張飛の義兄弟をはじめ、名将がが脇を固める。
三顧の礼で諸葛亮が参謀に加わる。
無敵の陣容の劉備は江東の孫権と協定し、曹操を赤壁で破る。

目次

第三三章 袁譚・袁尚の諍い
第三四章 軍師 郭嘉の機略
第三五章 檀渓の的盧馬
第三六章 偽造された母の手紙
第三七章 三顧の礼
第三八章 燃え盛る博望坡
第三九章 火薬に満ちた空城
第四〇章 長坂坡の英雄
第四一章 劉備・孫権同盟
第四二章 孫権の逡巡
第四三章 孫権軍の権謀術数
第四四章 赤壁の妙計
第四五章 黄蓋の『苦肉の計』
第四六章 烈火の赤壁
第四七章 敗軍の将、曹操
第四八章 江陵城をめぐる攻防
第四九章 荊南四郡の平定
第五〇章 東呉への縁談
第五一章 劉備の荊州
第五二章 周瑜、憤死す
第五三章 龐統の仕官
第五四章 潼関の戦い
第五五章『離間の計』の馬超と韓遂
第五六章 益州の支配者
第五七章 蜀での客将
第五八章 二人の軍師
第五九章 雒城での激戦
第六〇章 益州牧、劉備
第六一章 関羽の外交術
第六二章 威厳を失った天子
第六三章 合肥の激戦
第六四章 魏王の曹操

著者略歴

著:成 君憶
1970年10月湖北省赤壁市生まれ。1985年、文学作品執筆開始。1992年5月、経営コンサルティング業務開始。2003年7月、『水煮三国』(邦題『水煮三国志』小社刊)を出版し、経営管理をテーマとする文学を誕生させたことで中国語文学圏に大きな衝撃を与えた。その後も著者独自の知見を展開した『千里走三国』『管理三国志』(邦題『人を動かす劉備 合理主義の曹操』(ダイヤモンド社刊))『中国歴史周期律』などが相次いで刊行され、アジアや欧米各国でも翻訳出版されている。「水煮派(少々辛辣)の第一人者」の異名を持つ。本書『烈火三国志』は、著者が十年の歳月をかけ、心血を注いで完成させた最新刊である。
訳:漆嶋 稔
翻訳家。1956年宮崎県生まれ。神戸大学卒業。三井銀行(現三井住友銀行)上海支店を経て独立。訳書に『経験学習によるリーダーシップ開発』『心が鎮まる老子の教え』『マンガでわかる老子入門』『マンガでわかる論語入門』『心が鎮まる荘子の言葉』『菜根譚 心を磨く一〇〇の智慧』『菜根譚II』『三字経の教え』『中国思想に学ぶ 成功にこだわらない生き方』(以上、日本能率協会マネジメントセンター)、『決定の本質I、II』『孫子 戦争の技術(日経BPクラシックス)』『中国貧困絶望工場』『馬雲のアリババと中国の知恵』『中国の赤い富豪』『聯想(Lenovo)』『市場烈々』(以上、日経BP社)、『投資とお金について最後に伝えたかったこと』『FRB議長』(日本経済新聞出版社)、などがある。

ISBN:9784820731795
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB