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中公新書 2547

科学技術の現代史

システム、リスク、イノベーション

著:佐藤 靖

紙版

内容紹介

第2次世界大戦後、科学技術の力は増大する。その原動力は豊富な資金を持つ国家、特に米国だった。インターネットが生まれ、遺伝子操作が可能になり、原子力や人工衛星の利用が広がる。一方でリスクは巨大化・複雑化した。21世紀に入り、AIやバイオテクノロジーが驚異的な展開を見せ、中国や民間企業による”暴走”が懸念されるなか、世界は今後どうなっていくのか――。科学技術の”進化”の歴史と未来への展望を描く。

著者略歴

著:佐藤 靖
1972年新潟県生まれ。94年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。同年科学技術庁入庁。99年ペンシルベニア大学大学院修士課程修了(科学史・科学社会学)。2000年科学技術庁退職。05年ペンシルベニア大学大学院博士課程修了(科学史・科学社会学)。同年日本学術振興会特別研究員(PD、東京大学)。08年政策研究大学院大学助教授などを経て、17年4月より、新潟大学人文社会科学系教授。専攻は科学技術史・科学技術政策

ISBN:9784121025470
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:248ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBX