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最速で課題を解決する 逆算思考

著:中尾 隆一郎

紙版

内容紹介

リクルート・グループの様々な事業で成果を残した著者のもとには、
数多くの依頼が舞い込みます。内容は様々で、必ずしも得意だったり、
経験のあるテーマばかりではありません。
それでも課題を解決し、依頼者の要望に応えられるのは、
著者の考え方に秘密があります。

本書では、生産性の高いビジネスパーソンが実践する
仕事のROIを意識した「逆算思考」の3つ考え方
(ゴールから逆算する、重要な仕事に絞る、広げて閉じる)
を具体的にわかりやすく解説します。


【目次】

第1章 まずはゴールを考える
第2章 論点を明確にする
第3章 仮説を検証してアクションにつなげる
第4章 生産性を高めるプロセスの広げ方・閉じ方
第5章 様々な事例から学ぶ


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目次

第1章 まずはゴールを考える

 1 生産性向上のポイントは、仕事の重要性
 2 一生懸命なのに、生産性が低い人の特徴
 3 何をすれば良いか分からなくて、生産性が低い人の特徴
 4 あなたの仕事のタイプを判別してみよう
 5 「前からやる」と無駄な作業が発生する理由
 6 「後ろから考える」と無駄な作業が発生しにくい理由
 7 生産性が高い人の特徴
 8 逆算思考とは
 9 最高のゴールをイメージしよう
 10 ゴールが遠い場合は、中間ゴールを設定しよう


第2章 論点を明確にする

 1 問題と課題の違い
 2 大論点→論点→仮説→作業を理解しよう
 3 論点を明確にするために因数分解しよう
 4 論点を因数分解する時は、できるだけ広げよう
 5 論点を1つに絞ろう
 6 決定分析で論点を絞ろう


第3章 仮説を検証してアクションにつなげる

 1 仮説とは何か
 2 仮説や検証作業の選択肢は、できるだけ広げよう
 3 検証作業は、プロジェクトマネジメント
 4 効率的な作業を検証・確定しよう①
 5 効率的な作業を検証・確定しよう②
 6 作業計画を立てよう①
 7 作業計画を立てよう②
 8 アクションをしよう
 9 振り返ろう


第4章 生産性を高めるプロセスの広げ方・閉じ方

 1 生産性の高い仕事をするには、広げて・閉じるの繰り返し
 2 品質、コスト、納期の制約を外してみよう
 3 経営者や担当者、顧客の立場で考えてみよう
 4 そのほかの登場人物の立場で考えてみよう
 5 ビジネスフレームでアイデアを広げよう
 6 自社の歴史や同業他社、先端事例から学ぼう
 7 ほかの人に聞きに行こう
 8 前提を変えてみよう
 9 広げた選択肢を閉じよう


第5章 様々な事例から学ぶ

 1 制約条件理論の考え方を理解しよう
 2 マッチングビジネスで事業を拡大する
 3 営業活動の生産性を向上させる
 4 「売れない営業担当」の生産性を向上させる
 5 自社の採用活動レベルを向上させる
 6 採用を成功させるための手法を増やす
 7 部下とのコミュニケーションを良くする
 8 予算を極力削減されないようにする
 9 現場組織の経費を削減する
 10 世界で起きていることを正確に把握する
 11 最高のパートナーを見つける

著者略歴

著:中尾 隆一郎
中尾 隆一郎(なかお りゅういちろう)

1987年、大阪大学工学部卒業。1989年、同大学大学院修士課程修了。
同年、株式会社リクルートに入社し、主に住宅、人材、IT領域の業務に携わる。
住宅領域の新規事業であるスーモカウンター推進室で室長を務めていた時は、
同事業を6年間で売上30倍、店舗数12倍、従業員数5倍に拡大させた。
リクルート住まいカンパニー執行役員、リクルートテクノロジーズ代表取締役社長、
リクルートホールディングスHR研究機構企画統括室長、
リクルートワークス研究所副所長などを務める。
またリクルートの社内大学で「KPIマネジメント」「数字の読み方・活用の仕方」
の講師を11年間担当。1000名超が受講する。
2018年3月、同社を退職し、株式会社中尾マネジメント研究所を設立。

主な著書に『最高の結果を残すKPIマネジメント』(フォレスト出版)
『最高の成果を生み出す ビジネススキル・プリンシプル』(フォレスト出版)、
『「数字で考える」は武器になる』(かんき出版)などがある。

ISBN:9784798057477
出版社:秀和システム
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ