ヴィクトリア朝の女性キャリア
写真家 ジュリア・マーガレット・キャメロン
著:川端 有子
紙版
内容紹介
48歳にして初めて手にしたカメラで、今なお色褪せることのない写真を撮り続けたジュリア・マーガレット・キャメロン。女性が職業につくことも望めない19世紀ヴィクトリア朝下の英国で、写真術の発明から間もない中、絵画をカメラで表現する独特な手法で芸術家として立ち上がった一人の女性の軌跡を豊富な図版を交えてたどる。
目次
第1章 アニー わたしの最初の成功
第2章 カルカッタに生まれて
第3章 イギリスでの生活
第4章 ワイト島 写真との新しい人生
第5章 セイロンへの出発
おわりに
参考文献一覧
略年譜
系図
使用図版一覧
索引