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ロシアを知る。

著:池上 彰
著:佐藤 優

紙版

内容紹介

「ロシアはわかりにくい謎の国」――。そんな隣国について、ジャーナリストの池上彰氏と、ロシアの裏の顔から表の顔まで知り尽くす作家・佐藤優氏がとことん語り尽くす。北方領土問題のゆくえ、プーチンについて、ロシア人の国民性、ロシア革命はなぜ成功したのか、ソ連の「功罪」について、さらにはソ連体制はアイスクリームで崩壊した、なぜ暗殺事件は繰り返されるのか、などなど――。

ロシアというつかみどころのない大国を、独自の切り口から描き出した実にユニークで類のない、異色のロシア本。学生からビジネスパーソン、国際問題に関心のある人まで、必読!

目次

序章 〈緊急対談〉動き始めた北方領土交渉のゆくえ
1章 蘇る帝国「おそロシア」の正体
2章 「ソビエト連邦」の遺産――その功と罪
3章 ソ連社会の実像――繁栄から崩壊へ
4章 独裁化する国家権力
5章 ソ連・ロシアの幻影を追う日本
6章 帝国の攻防――諜報と外交の舞台裏

著者略歴

著:池上 彰
池上 彰(いけがみ・あきら)1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1973年NHKに入局。1994年から11年間にわたって番組『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。わかりやすい解説が人気を博し、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持される。2005年にNHKを退社、作家、フリージャーナリストとして活躍。名城大学教授、東京工業大学特命教授、立教大学客員教授、東京大学客員教授などを務める。主な著書に『伝える力』『世界を変えた10冊の本』『おとなの教養』『池上彰に聞く どうなってるの? ニッポンの新聞』、また人気シリーズに『知らないと恥をかく世界の大問題』『池上彰の世界の見方』ほか多数。佐藤優氏との共著に『新・戦争論』『希望の資本論』『大世界史』『僕らが毎日やっている最強の読み方』『ロシアを知る。』などがある。
著:佐藤 優
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了、刑の言い渡しが効力を失う。
代表的な著作に『国家の罠』『獄中紀』『自壊する帝国』『私のマルクス』のほか、共著に『インテリジェンスの最強テキスト』(手嶋龍一氏と)、『ロシアを知る。』(池上彰氏と)、『異端の人間学』(五木寛之氏と)など多数ある。また監訳に『宗教改革から明日へ』(J・L・フロマートカ)、『MI6対KGB 英露インテリジェンス抗争秘史』(R・クラシリニコフ)、『カウンター・テロリズム・パズル』(B・ガノール)などがある。

ISBN:9784490210118
出版社:東京堂出版
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB