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WAC Bunko

中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実

著:宮脇 淳子

紙版

内容紹介

ウイグル、チベット、モンゴル民族の滅亡を企む習近平。「半島の赤化統一」をもくろむ文在寅。

自らの民族の歴史を持たず、史実を捻じ曲げる国に未来はない!



シナ大陸では古代から数多の民族が興亡を繰り返し、半島では停滞の五百年が無為に過ぎた。異民族の抹殺と世界制覇を謀る「極悪国家」中国、「妖魔悪鬼の国」韓国はこうして生まれた!



最近の中国と韓国の歴史改竄は深刻なものになっている。国家の正統性に自信がない韓国は、歴史を塗り替えつづけたあげく北朝鮮によって国を滅ぼそうとしている。清朝時代には漢人が住んでいなかったモンゴルやチベットやウイグルを武力侵略して植民地支配している中国は、弾圧による民族浄化に熱心に励んでいる。しかし、歴史は動くものである。現状がそのまま続くということは決してない。<著者>

目次

I 韓国・朝鮮「妖魔悪鬼」の歴史



満洲人が朝鮮を建国した

朝鮮人は対馬・壱岐の人々を皆殺しにした

シナの皇帝に土下座した朝鮮王

朝鮮とモンゴルの深い縁

金日成は何人もいた

古代朝鮮半島は日本の勢力圏だった

韓流歴史ドラマはウソだらけ

いいことが何一つなかった李朝五百年

コサックの朝鮮人狩り「血染の白鳥」

〝朝鮮民族〟は虚構

〝騎馬民族王朝〟説は韓流ドラマ並みの大ウソ

韓国は李朝の亡霊が棲む〝地獄国〟



II 誤解だらけのシナ・中国史



儒教は「漢字用例集」

誰が万里の長城を造ったか

お粗末だった唐の均田制

楊貴妃を殺したのはソグド人

北の辮髪、南の纏足

義和団が台湾回復を訴えたって⁈

ユン・チアンが西太后を正当化した理由

中国人に絶望した内藤湖南

孫文は大ほら吹き

毛沢東が仕掛けた歴史の罠

日本とシナで異なる漢字の役割

中国は「日本文化圏」



III 日本人が知らないモンゴル、チベット、ウイグルと中国の関係



かつてチベットは軍事大国だった

歴史に見るチベットとモンゴルの深い関係

チベットが支援したモンゴル最後の遊牧帝国ジューンガル

清の名君・康煕帝と草原の英雄ガルダンとの戦い

清のチベット保護の始まり

中国のモンゴル、チベット侵略

習近平が血道をあげる「民族浄化」



おわりに

著者略歴

著:宮脇 淳子
宮脇淳子(みやわき・じゅんこ)

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専門は東洋史。大学院在学中から、岡田英弘(東京外国語大学名誉教授)からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、山口瑞鳳(東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学、常磐大学、国士舘大学、東京大学などの非常勤講師を歴任。『真実の中国史[1840-1949]』(PHP文庫)、『封印された中国近現代史』(ビジネス社)、『満洲国から見た近現代史の真実』(徳間書店)、『モンゴル力士はなぜ嫌われるのか―日本人のためのモンゴル学』(ワック)など著書多数。

ISBN:9784898317938
出版社:ワック
判型:新書
ページ数:216ページ
定価:920円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPK