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中公文庫

木曽街道殺意の旅

新装版

著:西村 京太郎

紙版

内容紹介

その執念深さで捜査一課の名物刑事と謳われた奥田が、退職直後に木曽の宿場町で失踪した。さらに実在しない奥田の娘から捜索依頼の手紙が、十津川警部のもとに届く。奥田の妻も入院先の病院で不審な焼死を遂げ、事件は混迷を深める。奥田の残した写真を唯一の手がかりに、十津川・亀井コンビは、山深い木曽路に赴くが……。

著者略歴

著:西村 京太郎
西村京太郎

一九三〇年東京生まれ。六三年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー、六五年『天使の傷痕』で第一一回江戸川乱歩賞を受賞。八一年『終着駅殺人事件』で第三四回日本推理作家協会賞を、二〇〇四年にはミステリー小説界での多大な功績が称えられ、第八回日本ミステリー文学大賞を、一〇年には長谷川伸賞を、一九年には「十津川警部シリーズ」で吉川英治文庫賞を受賞する。〇一年一〇月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した。

ISBN:9784122067394
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:640円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2019年05月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ