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徳間文庫

レールを渡る殺意の風

著:西村 京太郎

紙版

内容紹介

620冊に迫る著作を誇る西村氏はまた、
短篇小説の名手でもある。
本書は、その厖大な作品群から厳選された
不朽の傑作集である。

時刻表トリック、アリバイ崩し……
鉄道ミステリーの醍醐味が堪能できる傑作集!


東京駅丸の内側に林立する高層ビル街で、
着物姿の老婆の他殺体が発見された。
なかなか身元がわからなかったが、
山陰地方在住であることを突き止めた十津川は、
京都駅から急行「丹後3号」で豊岡に向かった。
が、そこで待ち受けていたのは、若い女性の他殺体
だったのだ…!?(「日本海からの殺意の風」)他、
鉄壁のアリバイ崩し等々鉄道推理の醍醐味が
存分に堪能できる、「寝台特急六分間の殺意」
「カシオペアスイートの客」等四作品を収録。

著者略歴

著:西村 京太郎
1930年東京都生まれ。都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。十津川警部シリーズなどトラベルミステリ-から社会派推理まで幅広く活躍、読者の絶大な支持を受け、著作は600冊を超える。

ISBN:9784198944674
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:416ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2019年05月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ