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月の光を飲んだ少女

著:ケリー・バーンヒル
訳:佐藤 見果夢

紙版

内容紹介

悲しみにとざされた町がありました。毎年、赤ん坊を生贄に捧げなければならないからです。森には悪い魔女がいて、赤ん坊を差し出さなければ町の人は皆殺しにあう、と信じこまされてきたのです。しかし、本当は善良な魔女ザンによって赤ん坊は救われ、ほかの町で幸せに暮していました。ある時、助けた赤ん坊の愛らしさに見とれたザンは、うっかり月の光を飲ませてしまいました。ルナと名づけられた少女はザンに育てられ、やがて不思議な力を示すようになります。家族とは? 勇気とは? と問いかける2017年のニューベリー賞受賞作。

著者略歴

著:ケリー・バーンヒル
1973年、アメリカ生まれの作家。二人目の子どもが生まれてから執筆を始める。数々の団体から奨学金を得て創作を続け、『月の光を飲んだ少女』で2017年のニューベリー賞を受賞。次の作品は『魔女の子ども』(仮題)。
訳:佐藤 見果夢
1951年神奈川県生まれ。おもな翻訳作品に、『戦火の馬』をはじめとするマイケル・モーパーゴの諸作品、スティーブ・ジェンキンズの絵本『進化のはなし』『これがほんとの大きさ!』など多数。

ISBN:9784566024632
出版社:評論社
判型:4-6
ページ数:336ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2019年05月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB