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愛し、愛される中で

出会いを生きる神学

著:榎本 てる子

紙版

内容紹介

型破りな実践神学者が遺した、心深くに届くメッセージ集

霊性と牧会カウンセリングの専門家、榎本てる子氏が、2018年春、55歳で天に召された。論文や説教、そして死の直前まで病床で自らの思いを記し続けた文章をまとめた。「愛し愛される中で、人が変わり、成長し、癒されること」を求めた旅路の記録。

【目次】
はじめに  青木理恵子



第1部 論文
人としての牧師 ─市民社会の課題を担って
牧会カウンセリングの現場における「聴く」ことと癒し
HIVカウンセリングの現場から─「スティグマ」からの解放を目指して
自死念慮者に対する牧会ケア

第2部 メッセージ
関西学院大学神学部シリーズチャペル 私にとっての神
人生は神さまに出会えた(マルコによる福音書15章33–39節)

第3部 フェイスブックへの投稿
1 ひとりで立って、共に立つ(2017.8.4〜2018.2.20)
2 揺れる、祈る、手放す(2018.3.2〜2018.3.24)
3 愛に羽根が生えて羽ばたけるように(2018.3.28〜2018.4.21)

第4部 榎本てる子が歩んだ道
Praise the Lord !!! 神に栄光あれ  橋本るつ子
神学者としての榎本てる子 ─「善いサマリア人」の神学  中道基夫

おわりに  大森照輝

目次

はじめに  青木理恵子



第1部 論文
人としての牧師 ─市民社会の課題を担って
牧会カウンセリングの現場における「聴く」ことと癒し
HIVカウンセリングの現場から─「スティグマ」からの解放を目指して
自死念慮者に対する牧会ケア

第2部 メッセージ
関西学院大学神学部シリーズチャペル 私にとっての神
人生は神さまに出会えた(マルコによる福音書15章33–39節)

第3部 フェイスブックへの投稿
1 ひとりで立って、共に立つ(2017.8.4〜2018.2.20)
2 揺れる、祈る、手放す(2018.3.2〜2018.3.24)
3 愛に羽根が生えて羽ばたけるように(2018.3.28〜2018.4.21)

第4部 榎本てる子が歩んだ道
Praise the Lord !!! 神に栄光あれ  橋本るつ子
神学者としての榎本てる子 ─「善いサマリア人」の神学  中道基夫

おわりに  大森照輝

著者略歴

著:榎本 てる子
1962年、京都市に生まれる。1985年、関西学院大学神学部を卒業し、日本基督教団教師となる。カナダのウォータールー・ルーテル神学校修士課程、ウィニペグ大学臨床牧会教育課程修了。帰国後、エイズ/HIV問題に取り組み、看護学校でチャプレン、医療機関でカウンセラーとして働く。1998年に「違いを超えて人がありのままに受け入れられ、互いの価値観が尊重される社会づくり」を理念に、京都市内にバザールカフェ(市民有志と日本基督教団京都教区の共同運営)を、2002年には大阪でHIV陽性者の支援を行うNPO法人CHARMを開設する。2008年より関西学院大学神学部准教授(実践神学)。2007年膠原病(こうげんびょう、シェーグレン症候群)を発病。2018年2月に病状が悪化し、京都市内の病院に入院。4月25日、急性肺炎のために息を引き取った。

ISBN:9784818410312
出版社:日本キリスト教団出版局
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMB