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漂流者の生きかた

著:五木 寛之
著:姜 尚中

紙版

内容紹介

五木寛之と姜尚中が対話。
私達はみな、故郷をねこそぎにされた「漂流者」ではないか。いまもっとも対談が切望されるふたりの初の本。
十年にわたる対話と、「いのち」についての語りおろし。

目次

第Ⅰ部 「鬱の時代」を生き抜く
 悩むことの必要
 躁の時代から鬱の時代へ
 不安の時代における個人の発見
 見えない戦争の時代を生きる
第Ⅱ部 無力=パワーレスパワー
 東日本大震災の空気
 浄土と希望
 「二者択一」ではない世界
 ビニール質の思想
第Ⅲ部 日本人であることの限界
 日本人の御利益と階級社会
 はみだしていった者たちの歴史
 故郷を奪われた者として生きる
 デラシネの末裔
第Ⅳ部 漂流者の生きかた
 働く場所がふるさとだ
 移動する者の減少
 格差が生んだもの
 漂流者の覚悟
第Ⅴ部 おれたちはどう生きるか
 鵺として生きる
 階級社会と格差
 区別されることからのエネルギー
 裁かない生きかた

ISBN:9784487811212
出版社:東京書籍
判型:4-6変
ページ数:232ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ