内容紹介
森と湖の美しき国フィンランド。
芸大生ミハルが「渡芬(トフン)」したのはフィン語の本も辞書もない70年代末。相槌の「ニーン、ニーン」は猫の言葉に聞こえるし、夏至祭は「ココ、コッコ」と鶏言葉が蔓延、古文は恐竜言葉さながら謎だらけ。
ハードでシュールな語学漬けの日々に天性のユーモアと想像力をフル活用。個性溢れる仲間と極寒の冬も混浴サウナもどうにか乗り切った、抱腹絶倒のロングセラー留学体験エッセイ!
解説・黒田龍之助
著者略歴
著:稲垣 美晴
1952年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。ヘルシンキ大学でフィンランド語を修得。帰国後、フィンランド文化を紹介。東海大学文学部北欧学科非常勤講師を経て、現在(株)猫の言葉社代表取締役社長。著書に『サンタクロースの秘密』『注文の多い翻訳家』等、訳書にマウリ・クンナス『サンタクロースと小人たち』『わすれられないクリスマス』『フィンランドの小人たち トントゥ』、ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム『地平線のかなたまで』『いつまでも大切なもの』他多数。
ISBN:9784041075388
。出版社:KADOKAWA
。判型:文庫
。ページ数:288ページ
。定価:680円(本体)
。発行年月日:2019年04月
。発売日:2019年04月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CF
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:CJ
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:2AJ。