内容紹介
「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪異と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。百鬼夜行シリーズ最新作。
著者略歴
著:京極 夏彦
【京極夏彦(きょうごく・なつひこ)】
ISBN:9784062940351
。出版社:講談社
。判型:文庫
。ページ数:274ページ
。定価:690円(本体)
。発行年月日:2019年04月
。発売日:2019年04月17日。