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女学生とジェンダー

女性教養誌『むらさき』を鏡として

編:今井 久代
編:中野 貴文
編:和田 博文

紙版

内容紹介

失われた女学生の物語
モダン都市文化が花開く1930年代から、戦時色に覆われる1940年代へ。
恋愛を夢見ながら、高等教育機関への進学や、職業的自立を目指した女学生は、
時代をどのように駆け抜けていったのか。

著者略歴

編:今井 久代
東京女子大学教授。専門は平安時代の文学。主な著書・論文に『源氏物語構造論―作中人物の動態をめぐって』(二〇〇一年、風間書房)、「『源氏物語』内裏絵合をめぐる二つの絵―朱雀院の節会絵と「須磨の日記」」(『中古文学』96号、二〇一五年)、「『狭衣物語』異本系本文の世界―飛鳥井君物語を中心に」(『国語と国文学』二〇一七年十二月号)などがある。また二〇一七年より刊行中の岩波文庫『源氏物語』第一冊~第四冊の編集に協力している。
編:中野 貴文
東京女子大学教授。専門は日本中世文学。主な著書・論文に『徒然草の誕生―中世文学表現史序説』(二〇一九年、岩波書店)、「蓮田善明「鴨長明」論―中世文学研究の側から―」(奥山文幸編『 蓮田善明論―戦時下の国文学者と〈知〉の行方―』(二〇一七年、翰林書房))、「研究と教育の架橋―専門性の行方―」(『国語と国文学』二〇一五年一一月)などがある。
編:和田 博文
東京女子大学教授。専門は文化学・日本近代文学。主な著書に『海の上の世界地図―欧州航路紀行史』(二〇一六年、岩波書店)、『シベリア鉄道紀行史―アジアとヨーロッパを結ぶ旅』(二〇一三年、筑摩選書)、『資生堂という文化装置 1872-1945』(二〇一一年、岩波書店)などがある。

ISBN:9784305708762
出版社:笠間書院
判型:A5
ページ数:454ページ
価格:3800円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS