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名作文学紙芝居

月夜とめがね

第4期

著:小川 未明
絵:諸橋 精光

紙版

内容紹介

月のいい晩、おばあさんが窓の下に座って針仕事をしていると、めがね売りの男がやってきました。目がかすんで困っていたおばあさんは、大喜びでめがねを買いました。そして、夜も更けたころ、今度は指を怪我した女の子が訪ねてきました。傷口をよく見るために、おばあさんがめがねをかけると…。  

著者略歴

著:小川 未明
小川未明(オガワ ミメイ)
1882年新潟県高田(現上越市)に生まれる。坪内逍遥や島村抱月から指導を受け、ラフカディオ・ハーンの講義に感銘を受ける。卒業後、早稲田文学社に勤務しながら、多くの作品を発表する。1925年に早大童話会を立ち上げ、翌年、東京日日新聞に「今後を童話作家に」と題する所感を発表し、童話専念を宣言する。1946年に創設された日本児童文学者協会の初代会長を務め、1961年没。童話の代表作としては「月夜と眼鏡」のほか、「金の輪」「赤い蝋燭と人魚」「野薔薇」などがあげられる。
絵:諸橋 精光
諸橋精光(モロハシ セイコウ)
1954年新潟県生まれ。創形美術学校造形科、大正大学仏教学部仏教学科卒業。大学卒業後、仏教説話を中心とした施本、超大型紙芝居の制作を始める。1993年紙芝居『なめとこ山のくま』(童心社)で高橋五山賞を受賞、2001年正力松太郎賞奨励賞受賞。2002年「えにかいたねこ」でボローニャ国際絵本原画展入選。他の作品に、絵本『はしれ!チビ電』(童心社)、紙芝居『モチモチの木』『ごんぎつね』『くもの糸』(以上鈴木出版)などがある。真言宗豊山派千蔵院住職。

ISBN:9784790261315
出版社:鈴木出版
判型:A3変
ページ数:19ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YND
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:ATX