出版社を探す

相続税を納め過ぎないための土地評価の本

相続税減額・還付のヒント 45事例掲載!

著:藤宮 浩
著:高原 誠

紙版

内容紹介

相続税は、「人の死」を起因として、その方の残された財産に課税される税金です。

著者のグループでは、亡くなってから10か月以内に行う「相続税の申告」代理業務や、
申告期限から5年以内の方を対象に、主に相続財産の評価額を見直すことで
払い過ぎていた相続税を戻してもらう「相続税還付」業務を行っております。
 実は、相続税還付で相談に来た方のうち、
実に7割の方に何らかの還付可能性が見つかっています。
つまり、相当数の方に相続税の「納め過ぎ」が発生しているということ。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか??

この原因を探るヒントとなるのが「土地評価」。
「土地評価がなぜ?」と感じる方もいるかと思いますが、本書を読み進めていただくと、
「確かに、土地評価は相続税で重要だ」と納得していただけるのではないかと思います。
 本書は、相続税で土地評価がどれほど大切なのか、どのような土地で評価額が下がりやすいのか、
また結果的にどれほど相続税が安くなり、戻ってくるのか等、
一般の方々にも理解しやすいように、わかりやすくまとめたものです。
みなさんが過去に払った相続税も、もしかしたら納め過ぎが起きているかもしれません。
またはこれから払う相続税も、納め過ぎてしまうかもしれません。
本書をお読みいただき、みなさんの納税が適正なものになれば、幸いです。

目次

はじめに  あなたの相続税は、納め過ぎかもしれません
PART 1 相続税はなぜ納め過ぎてしまう?
PART 2 こんな土地で、相続税は安くなる!
PART 3 相続税が安くなった、戻ってきた実例を公開!
Case 1 複数の貸家が建っている土地
Case2 屋敷林や家庭菜園のある土地
Case3 宅地分譲地の中の私道
Case4 2つの道路が交わる角にある土地
Case5 細い道に接している土地    
Case6 あぜ道にのみ接する田んぼ
Case7 空室のある賃貸アパート敷地
Case8 土器など遺物が埋まっている土地
Case9 道路と高低差がある土地
Case10 都市近郊にある農地
Case11 住宅街にある山林
Case12 個別的な減価要因のある土地
PART 4 次なる相続へ、「現状分析」のすすめ

著者略歴

著:藤宮 浩
埼玉県出身。

平成7年宅建試験合格、平成16 年不動産鑑定士試験合格及び登録、平成24年ファイナンシャル・プランナー(CFP)登録。

「株式会社フジ総合鑑定」の代表取締役であり、22年間で2,500件以上の相続税申告・減額・還付実績を持つ「フジ総合グループ」の代表。

雑誌『家主と地主』や大家さんのためのフリー・マガジン『オーナーズ・スタイル』誌等に、「不動産鑑定士から見た相続税の現場」に関するコラムを連載しているほか、各企業からの要請により、年間50本を超えるセミナー・講演活動も行っている。

趣味はマラソンとワイン。

著:高原 誠
東京都出身。

平成17年税理士登録、平成21年ファイナンシャル・プランナー試験(AFP)合格。

平成18年、相続税のセカンド・オピニオン業務の第一人者である、税理士・吉海正一とともに「フジ相続税理士法人」を設立。

年間400件を超える相続税の申告・減額・還付業務を取り扱う。「フジ総合グループ」内に設立された、「NPO法人相続手続きサポートセンター」の監査役でもある。

雑誌『経理ウーマン』、『日経マネー』等、多数の刊行物への寄稿・取材協力を行うほか、年間40本を超えるセミナー・講演活動も行っている。

趣味は仕事と料理。

ISBN:9784774517766
出版社:現代書林
判型:A5
ページ数:196ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ