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昭和の指導者

著:戸部 良一

紙版

内容紹介

時代の指導者はいかにして生まれるのか。危機が指導者を登場させるのか。
昭和期から6人の指導者(浜口雄幸、近衛文麿、東条英機、吉田茂、中曽根康弘、そして昭和天皇)を取り上げ、現代に最も近い中曽根から時代をさかのぼる形式で比較・分析する。
優れたリーダーシップを発揮した者もいれば、大衆の期待に応えられず、挫折した者もいる。補論として付ける宇垣一成のように、将来の指導者と目されつつ、ついにその地位に辿り着けなかった者もいる。
『失敗の本質』で知られ、「指導者不在」とも言われる昭和戦前期の政治外交史を専門とする戸部氏の新たな代表作。

著者略歴

著:戸部 良一
戸部良一
一九四八年宮城県生まれ。京都大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学。博士(法学)。防衛大学校教授、国際日本文化研究センター教授等を経て、現在、帝京大学教授。著書に『失敗の本質』(共著)、『逆説の軍隊』『日本陸軍と中国』『外務省革新派』『自壊の病理』ほか。

ISBN:9784120051845
出版社:中央公論新社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH