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徳間文庫

禁裏付雅帳 8 混沌

著:上田 秀人

紙版

内容紹介

許嫁の弓江が攫われた。目撃者の話によると、敵は南禅寺の近くを根城にしているらしい。そこに弓江は拉致されている可能性が高い。目星をつけた禁裏付の東城鷹矢は、剣の遣い手、檜川とともに現場へ急行する。待ち受けていたのは、京の闇を牛耳る恐るべき戦闘集団「四神」だったーー。女を拐す卑怯千万な外道は許さぬ。鬼と化した鷹矢の太刀が閃いた。血がしぶき肉が舞う死闘の行方は!?

著者略歴

著:上田 秀人
1959年大阪府生まれ。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で中山義秀文学賞を受賞。主なシリーズに「将軍家見聞役 元八郎」「織江緋之介見参上」「お髷番承り候」(以上、徳間文庫)、「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「勘定吟味役異聞」「御広敷用人 大奥記録」(以上、光文社文庫)、「奥右筆秘帳」「百万石の留守居役」(以上、講談社文庫)、「妾屋昼兵衛女帳面」「町奉行内与力奮闘記」(以上、幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」(角川文庫)などがある。そのほかにも『峠道 鷹の見た風景』『傀儡に非ず』『(以上、徳間書店)、『鳳雛の夢』(光文社)など著書多数。

ISBN:9784198944568
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:660円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ