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おっさんたちの黄昏商店街

著:池永 陽

紙版

内容紹介

ただ、優しくて――笑いと涙が溢れてくる。
“昭和”が大好きなおっさんたちに、レトロな男子と奔放な女子高生が加わって、町おこしが始まった。
ザ・昭和な「映画館」「角打ち酒場」「歌声喫茶」などを舞台に綴られる、切なくも心温まる恋と人情の連作集。

<あらすじ>
廃れゆく商店街をなんとかしようと独り身のおっさんたちが「町おこし推進委員会」を結成したが……。
自らの過ちで娘を死なせた裕三は、二十数年の間、苦悩の底にいた。
いまや絶滅危惧種ともいえる謎のおっさん源次は、生死の狭間でもがいていた。
そして、高校生だけど昭和が大好きな翔太と幼馴染の桐子。翔太は、レコード店の七海に恋をするが……。
それぞれが自らの弱さと向き合いながら、支え合い、真っ直ぐに生きる「昭和ときめき商店街」の仲間たち。その絆は、町おこしを通じて深まり輝いていく――。

目次

昭和ときめき商店街
初デートは映画館で
翔太の初恋
十月の精霊流し
七海の苦悩
恋文
八人のサムライ

著者略歴

著:池永 陽
1950 年生まれ。1998 年「走るジイサン」で第11 回小説すばる新人賞を受賞。2002 年「コンビニ・ララバイ」で注目を集める。06 年「雲を斬る」で第12 回中山義秀文学賞を受賞。

ISBN:9784267021671
出版社:潮出版社
判型:4-6
ページ数:360ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年02月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ