出版社を探す

ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊 250

ふたりの宝島

著:アン・ハンプソン
訳:富田 美智子

紙版

内容紹介

教師のレイナは休暇で訪れた南の島で、海賊を思わせる老人と出会った。
聞けば、島の半分は老人の、もう半分は大富豪トールのもので、
トールは再三、島をすべて売り渡すよう老人に迫ってくるという。
大事な島を、虎の目を持つ“悪党富豪”にみすみす渡したくはないと、
老人は自分の死後に所有権をレイナに移すよう手配りして逝った。
後日、その事情を知ったレイナが戸惑っているところへ、
さっそくトールから島を売るよう迫る手紙が送りつけられる。
あのご老人の気持ちを考えれば、絶対に手放すわけにはいかないわ!
だが島を再訪したとき、トールの豪華な別荘へ招かれ、レイナは震えた。
美しき悪魔と二人きり。身も心も、無事で帰れる気がしなくて……。

大スター作家リン・グレアムが愛読してきたと公言する作家、アン・ハンプソンの秀作をお贈りします。風光明媚な島、そして冷酷だが底知れぬ魅力を持つ大富豪に魅了され、運悪く帰りの船を逃してしまったレイナ。つれないトールの手を借りざるをえなくなり……。

ISBN:9784596554505
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:160ページ
定価:648円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB