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ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル 203

最後の放蕩者

著:ニコラ・コーニック
訳:石川 園枝

紙版

内容紹介

これまでの放蕩の罰なのか――
手折った無垢な花に悩まされるとは。

次期公爵のジャックは“性悪女”を捜しに美術館へ出かけた。
いとこをもてあそび、おじを強請ったその女は、
商売女だというから、ひと目見ればそれとわかるだろう。
美術館に着いた彼は、そこで官能的で優美な女性と出会い、心奪われた。
だが別れ際、名を聞いて凍りつく。ミス・ボウズ――目的の性悪女か!
翌日、彼は動揺を隠して、彼女が働くナイトクラブへ向かった。
地味な服装で机に向かうミス・ボウズは、商売女には見えない。
実際、強請ったのは彼女、サリーではなくその妹だとわかり、
ジャックはねじ伏せていた欲望をとうとう解き放って誘惑を仕掛ける――
まさか自分が、サリーにとって初めての男になるとも思わずに。

放蕩者でならす次期公爵が、悪女とも聖女とも知れぬ女性と出会い、悩ましき恋に悶々とするさまが楽しめるロマンティック・ヒストリカルをお届けします。じつはかつてのつらい経験のせいで、自分は醜くて欠陥があると思い込んでいる切ないヒロインの運命は……?

ISBN:9784596583833
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:824円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年02月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB