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ルブナとこいし

文:ウェンディ・メデュワ
絵:ダニエル・イヌュ
訳:木坂 涼

紙版

内容紹介

ルブナは難民キャンプのテント村でお父さんと暮らしています。友だちは小石。こいしちゃんと読んでなんでも話しかけます。おにいちゃんのこと、うまれた国のこと、戦争のことー
しばらくしてひとりの少年がテント村にやってきました。はじめは何も話さなかった少年でしたが、やがて、ルブナと小石と少年はいっしょに遊ぶようになりました。
でもある日、お父さんが大喜びでルブナにいいました。「ルブナ、ここから出られるぞ。住むところが見つかったんだ!」
難民キャンプのテント村に暮らすってどういうことなんでしょう。これからルブナはどこに住むのでしょう。そして少年は……?

世界のどこかにいるこんな子どもたちに思いをはせて、日本じゅうの子どもたちに読んでもらいたい感動作。

著者略歴

文:ウェンディ・メデュワ
1975年イギリスのウェールズ生まれ。作家、イラストレーター。オックスフォード大学で英文学の教鞭をとる。2012年 ”A Hen in the Wardrobe" でデビュー。イギリスの子どもの本の新人作家に贈られるBrandford Boase Award のショートリストにノミネートされる。ほかの作品に、Wendy Quill Series がある。
絵:ダニエル・イヌュ
1972年スウェーデン生まれ。書籍や雑誌のイラストをはじめ、BMW、フィリップモリスなど有数の企業とのコラボをはじめ、劇場、テレビなど幅広く活躍するイラストレーター。過去20年をプラハ、ロンドン、ベルリン、ボローニャ、ローマ、ミラノなどで過ごし、現在はギリシアのアテネに基盤を置いている。子どもの本に、“These Are Animals” ”The Thing” ”The Raven Child and The Snow Witch” ”Litte Red Riding Hood” など。
訳:木坂 涼
詩人、絵本作家。詩集に『ひつじがいっぴき』(フレーベル館)、『五つのエラーをさがせ!』(大日本図書)ほか。創作絵本に『からだのなかでドゥンドゥンドゥン』(福音館書店)、『なになになあに?』(フレーベル館)など。翻訳絵本に、『ちょっとだけまいご』『しーっ! ひみつのさくせん』『どうする ジョージ!』『ホーホーはらへりフクロウさまだ!』『ライオン1頭』(以上、BL出版)、『ワイズ・ブラウンの詩の絵本』(フレーベル館)『ともだちからともだちへ』(理論社)など多数。

ISBN:9784776408765
出版社:BL出版
判型:B4
ページ数:32ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年02月
発売日:2019年02月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA