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PHP文庫

大名屋敷「謎」の生活

著:安藤 優一郎

紙版

内容紹介

「江戸は町民が主役!」と言うけれど、実は江戸の面積の七割は武家地で、さらにその大半を、参勤交代で全国から集まる殿様と家臣たちが住む“大名屋敷”が占めていた――。
本書は、大名屋敷の圧倒的広さ、超豪華庭園、巨大な経済効果、利権を狙う御用達商人、軍事機密で謎に包まれた殿様の生活などから、百万都市・江戸の知られざる実像に迫る。
大名屋敷なくして、“江戸の繁栄”は成り立たなかった!

文庫書き下ろし。
【本書の内容】
第一章 謎の空間! 江戸藩邸――「対照的」だった大名と藩士の生活
第二章 江戸の高級サロンだった大名庭園――贅をつくした「おもてなし」
第三章 「御用達の座」をめぐる争い――生活物資の納入から汲み取りまで
第四章 幕末の動乱が「江戸経済」を活性化させた!――戦争という特需
第五章 寂れていく「江戸の大名屋敷」――幕府の消滅とともに
第六章 「首都」東京と消えゆく大名屋敷――荒れ野からの再生(目次より)

著者略歴

著:安藤 優一郎
歴史家、文学博士

ISBN:9784569768762
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:266ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2019年02月
発売日:2019年02月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH