鳥肉以上、鳥学未満。
Human Chicken Interface
著:川上 和人
紙版
内容紹介
ボリュームたっぷり胸肉、スジが嚙み切れないササミ……。日々の食卓でおなじみの鳥肉には、鳥ならではの機能性と進化の歴史がいっぱい詰まっている。ボンジリってお尻じゃないの? 鳥の首はろくろ首? 昭和の野球部はスズメ跳び!? ──トリビアもネタも満載。オーブンのチキンが焼けるまで、とっておきのサイエンスを召し上がれ。
目次
プロローグ ニワトリが先か,卵が先か
1 ツバサをください
胸肉は,フライの後で
縁の下だからって,力持ちとは限らない
二の腕の気になる季節
おいしい手羽には骨がある
ノー・テバハシ・ノー・バード
2 アシは口ほどに物を言う
もももすもももふとももとは関係ない
おいしいスネのかじり方
真っ赤じゃないけど,モミジだな
3 一寸の鳥でも五分はホルモン
捨てるトリあれば,拾うガラあり
時には肝を食らう魔物のように
心広ければ体胖なり
胃は口ほどにモノを噛む
4 そしてトリもいなくなった
ボンジリ隠して尻隠さず
サブイボと呼ばないで
ロクロ,ロクラー,ロクレスト
画竜点睛
エピローグ 卵が先か,ニワトリが先か
主要参考文献