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本当の知性を身につけるための中国古典

著:守屋 淳

紙版

内容紹介

孔子、武帝、曹操……
中国古典に登場する72人に学ぶ明日への知恵

人間の悩みは何千年も同じようなもの。
中国古典には現代にも通じるアドバイスが隠れている。
思想家や文人、王や皇帝、将軍や盗賊など
中国の歴史上の人物に焦点を当て、彼らの言葉やエピソードを紹介。

・秩序は守るものか 作るものか――孔子
・直観と言葉の悩ましい関係――荘子
・世代交代の落とし穴――孝成王
・個人の強み、組織としての強み――劉邦、項羽
・蛇に足がつくとき――昭陽
・占いを武器にする――狄青
・負けた人間にこそ学びの糧がある――袁紹
・真の交渉上手とは――鄭芝

中国の古典では、人の感情的な側面と、そこから生まれる人と人とのつながりの方に、
より重点を置く面があります。
本書は、中国の歴史上の人物に主に焦点を当てつつ、こういった「東アジア的な知性」を
楽しみながら深められるような言葉やエピソードをご紹介していきます。
有名な人、無名な人、架空に近い人まで登場しますが、
その知恵や振る舞いは、現代のわれわれの抱える難問と見事に響き合ってもきます。
時を超えた対話を楽しんで頂けたら幸いです。
(「はじめに」より抜粋)

(本書より)
はじめに 高い視座から「原理原則」を語る
第一章 孔子、孟子、老子――思想家や文人
第二章 舜、劉邦、武帝――王や皇帝、支配者まで
第三章 孫武、呉起、王安石――宰相、将軍から盗賊まで
第四章 曹操、鄭芝、司馬仲達――『三国志』の群雄たち

著者略歴

著:守屋 淳
1965年、東京都生まれ。作家。早稲田大学第一文学部卒業。
大手書店勤務を経て、現在は中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』『韓非子』、
さらに「日本資本主義の父」渋沢栄一の知恵を現代にどう活かすかをテーマとした執筆や企業での研修・講演を行う。
主な著書に、『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)、『最高の戦略教科書 孫子』『ビジネス教養としての「論語」入門』(以上、日本経済新聞出版社)、『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ』(日経ビジネス人文庫)、『こども 論語と算盤』(祥伝社)などがある。

ISBN:9784569842127
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPC