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P+D BOOKS

水の都

著:庄野 潤三

紙版

内容紹介

大阪商人の“市井文化と歴史”を描いた秀作

熟年主人公の「私」は大阪府出身ながら生家は郊外にあり、家庭を持ってからは東京暮らしとあって、大阪の街について、実はよく知らない。そこで「私」は妻の従弟にあたる「悦郎さん」に会い、昔日の大阪を語って貰おうと会いに出かける。

明治・大正・昭和の3代にわたる大阪商人の日常を丹念に聞き取ることで、“水の都”の移り変わりが匂い立つように浮かび上がってくる。淡いファンタジーの如く、さまざまな市井の人々の営みが生き生きと描かれた“第三の新人”庄野潤三の秀作だ。

ISBN:9784093523509
出版社:小学館
判型:B6
ページ数:336ページ
定価:750円(本体)
発行年月日:2018年11月
発売日:2018年11月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ