ハーレクイン・イマージュ 2531
マラカイオスの孤独な花嫁
著:ケイト・ヒューイット
訳:松島 なお子
紙版
内容紹介
愛する人はみんな去っていく。
だから、もう誰も愛さないと決めたのに……。
マルゴは恋人のギリシア富豪レオに、いきなり求婚された。
一族の大企業を率いる彼は、跡継ぎをもうける決意をしたという。
母親にないがしろにされ、里親を転々として育ったマルゴは、
愛する人にはいずれ見捨てられることを思い知っていた。
だからこそ、自分は誰とも愛に基づく関係は築けないのだと悟り、
やむなく求婚を断ると、レオは最後に体を奪って去っていった。
そのときに彼が見せた瞳の冷たさは、本当の終わりを告げていた。
だが1カ月後、マルゴは体に変調を覚えた。まさか、赤ちゃん……。
予期せぬ事態に、彼女は途方に暮れた。愛を注がれずに育ったからこそ、
子供には両親の愛を与えたい。でも、今さら彼にどう告げたらいいの?
涙なくして読めない物語を紡ぐK・ヒューイットの2部作、〈新妻物語〉第2話をお贈りします。まともに子育てができない母親の出産により、弱冠11歳にして異父妹の面倒を見ていたマルゴ。悲しい過去を背負って生きてきた彼女に、幸せはいつ訪れるのでしょうか?
ISBN:9784596225313
。出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
。判型:新書
。ページ数:160ページ
。定価:657円(本体)
。発行年月日:2018年09月
。発売日:2018年09月14日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。