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満洲国から見た近現代史の真実

著:宮脇 淳子

紙版

内容紹介

「満洲帝国」を中国は全否定し、日本による侵略だと断罪してきた。しかし彼らにとっての歴史とは、事実を歪めてでも自国の利益を拡大しようとする儒教イデオロギーによるプロパガンダの手段にすぎない。歴史は決してイデオロギーではないはずだ。実際に満洲帝国の時代を生きた五族の人々はどのような運命を辿ったのか。本書はそれぞれの民族にとっての満洲の歴史を掘り起こし、事実をもって冷静に歴史を見直し、日本人自身の歴史を取り戻す試みである。

著者略歴

著:宮脇 淳子
1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、東京外国語大学の岡田英弘教授からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、東京大学の山口瑞鳳教授からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学、常磐大学、国士舘大学、東京大学などの非常勤講師を歴任。著書に『封印された中国近現代史』(ビジネス社)、『日本人が知らない満洲国の真実』(扶桑社)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』(ワック)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』(KADOKAWA)、『かわいそうな歴史の国の中国人』『悲しい歴史の国の韓国人』『日本人が教えたい新しい世界史』(徳間書店)、共著に『昭和12年とは何か』(藤原書店)、『本当は異民族がつくった!虚構国家中国の真実』(ビジネス社)などがある。

ISBN:9784198644949
出版社:徳間書店
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2019年02月
発売日:2019年02月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC