文春文庫 ふ-30-37
騙り屋
新・秋山久蔵御用控(二)
著:藤井 邦夫
紙版
内容紹介
全30巻で完結した「秋山久蔵御用控」シリーズの第2シーズン。
早くも第2弾登場!
可愛がっている孫から、賭場で借金を作り博奕打ちに取り立てられている、父親には勘当されそうだと泣きつかれた呉服屋の隠居が、二十両を用立てたという。自身も孫ができた弥平次はそれが騙りではないかと疑い、調べたところまさにその通りだった。
久蔵の手下によると、近頃金持ちの年寄り相手に騙りを働く坊主がいるという。卑劣な一味を、久蔵たちは追い詰められるのか!?
前シリーズから10年。若手だった和馬が中心となり、新しい手下も加わってますます快調の新シリーズ。