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もうどう犬べぇべ

著:セア まり
絵:平澤 朋子

紙版

内容紹介

べぇべは、いつもこまった顔をした犬です。でもじつは、「もうどう犬」という、特別な犬なのです。もうどう犬は、見えないひとといっしょに歩いて、目のかわりをする犬のこと。道にある障がい物をよけて、見えない人が安全に歩けるようにするのです。ほとんど目が見えないメグは、べぇべといっしょにくらすようになってから、毎日いろんなことに挑戦するようになりました……。
実際の盲導犬ユーザーが書いた絵本で、一読すると、盲導犬の仕事はなにか、ユーザーと盲導犬の関係はどんなものかなどがわかります。最後に解説つき。

著者略歴

著:セア まり
セアまり
1950年、岡山で画家の両親の元に生まれる。辻が花久保田一竹氏から友禅を習い、京都・沖縄で草木染めを学ぶ。55歳ごろまで染色家として活躍するが、網膜色素変性症という進行性の難病にかかり視覚障がい者となったため、染色の仕事ができなくなる。その後、「今日が一番見えている日」をモットーに盲導犬とともに日本全国の学校などに講演や旅行に出かけたり、スキューバダイビングやフリーダイビングにも挑戦している。2018年3月、日本で初めて開催されたフリーダイビング世界大会に参加。障がい者や小さな生き物、命あるすべてのものが生きやすい環境を願い、Cooperating Environment with Animals の頭文字「C E A」を取り、ペンネームをセアまりにする。本名・浅野麻里。
絵:平澤 朋子
平澤朋子
1982年生まれ。2005年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。フリーランスのイラストレーターとして、児童書の挿絵や装画、雑誌、広告 など、幅広く活躍している。装画と挿絵を手がけた本に、『巨人の花よめ』(BL出版)、『親子あそびのえほん』(あすなろ出版)、『わたしちゃん』(小峰書店)、『ニルスが出会った物語』シリーズ(福音館書店)ほか多数。大学生の頃から児童館などで子どもたちと造形あそびをはじめ、現在もお話と遊びを子どもたちに届けるユニットpipioとしても活動中。

ISBN:9784593100033
出版社:ほるぷ出版
判型:230x200
ページ数:35ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2018年07月
発売日:2018年07月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JHB