凸凹あいうえおの手紙
著:別司 芳子
絵:ながおか えつこ
紙版
内容紹介
"地域のおじいさんやおばあさんを毎月招待し、季節にふさわしいイベントを全校ですることになった“交流会”。大地が案内の手紙を届ける佐山さんだけ、返事が来ないようなのです。
直接手紙をわたそうとして何度も訪ね、ようやく見かけた佐山さんは……。白い杖をついていました。目が不自由な人が持つ杖です。
読めない手紙をどうすればいい? 話しかけて、その場で返事を聞く勇気が出てこない大地。そんなある日、点字で手紙を書くことに気づいたのですが……。
"
目次
1 とんだお花見給食
2 佐山さんの白い杖
3 桜ばあちゃんとの約束
4 凸面「あいうえお」
5 点字のかくれんぼ
6 大工と弟子たち
7 凹面「あいうえお」
8 折れまがった白い杖
9 夏祭りの夜
10 ぼたもちと、おはぎ
11 かくれた点字ブロック
12 雪手紙
あとがき