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浄瑠璃坂の仇討ち

著:坂本 俊夫

紙版

内容紹介

「浄瑠璃坂の仇討ち」は、寛文12年(1672)に宇都宮奥平家の元家臣42人が、敵である同じ奥平家の元家臣を討つために、江戸浄瑠璃坂上の屋敷に討ち入った事件。忠臣蔵(1702年)までは、江戸庶民にもよく知られた出来事でしたが、忠臣蔵以降、今日まであまり触れられる機会がありませんでした。本書では、討ち入りに最初から最後まで関わった川俣三之助が、事件の翌年に書き残した信頼度の高い記録をもとに、不確かなものは排しつつ、事件の全体像を再現。特に、事件を起こした人物が切腹したとの通説を確かな文献をもとに否定する等、これまで曖昧にされてきた点を明らかにしています。

著者略歴

著:坂本 俊夫
1954年、宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。フリーライター。著書『シリーズ藩物語 宇都宮・高徳藩』、『大相撲の道具ばなし』、共著『東の太陽、西の新月――日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』、『明治の快男児 トルコへ跳ぶ――山田寅次郎伝』(いずれも現代書館)等。

ISBN:9784768458341
出版社:現代書館
判型:4-6変
ページ数:200ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2018年05月
発売日:2018年05月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ