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ふたごのカウボーイ

文:フローレンス・スロボドキン
絵:ルイス・スロボドキン
訳:小宮 由

紙版

内容紹介

ふたごのネッドとドニーは庭でカウボーイごっこをするのが大好きです。ある日、二人は庭を出て冒険に出かけることにしました。すっかりカウボーイになりきった二人は、誰に会ってもオクラホマからきたスティーブとジムだと名乗ります。いつもの商店街を抜け、どんどん進んでいくうちに、二人は迷子になってしまいました。
絵本『てぶくろがいっぱい』(偕成社)の主役のふたご、ネッドとドニーが繰り広げる楽しいおはなし。スロボドキン夫妻による名作物語を、本邦初訳の児童書でお届けします。
巻末に翻訳者、小宮由氏による『どうして大人は「本を読みなさい」っていうの?』(2018年2月『学校図書館』に掲載されたものに加筆修正したもの)を収録。

著者略歴

文:フローレンス・スロボドキン
アメリカのニューヨークに生まれる。詩人、絵本作家。絵本作品に『てぶくろがいっぱい』(偕成社)などがあり絵は夫のルイスが担当している。本書に登場する双子の男の子は孫をモデルにして作られた。

絵:ルイス・スロボドキン
アメリカのニューヨークに生まれる。美術大学を卒業後、彫刻家となったが、エスティスの「モファットきょうだい」シリーズに挿絵を描いたのをきっかけに、子どもの本を手がけるようになる。『たくさんのおつきさま』(徳間書店)でコルデコット賞を受賞。『てぶくろがいっぱい』(偕成社)、『さかさ町』『百まいのドレス』(岩波書店)、『おうさまのくつ』『カルペパー一家のおはなし』(瑞雲舎)など多数ある。
訳:小宮 由
東京都に生まれる。翻訳家。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、北御門二郎。主な翻訳書に『ちいさなメリーゴーランド』『おうさまのくつ』『あおいジャッカル』『ねむれないおうさま』(瑞雲舎)、『さかさ町』「テディ・ロビンソン」シリーズ(岩波書店)など多数ある。

ISBN:9784907613211
出版社:瑞雲舎
判型:220x158mm
ページ数:56ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2018年05月
発売日:2018年05月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB