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おばけ・行事えほん 4

めしくわぬにょうぼう

著:常光 徹
絵:飯野 和好

紙版

内容紹介

村一ばんのけちで、とんでもないよくばりの男がいた。そこに、うつくしい娘が、ひょっこりたずねてきた。
なんと娘は、めしをくわぬという。男はすぐに娘を家にいれた。娘は朝から晩までよく働いた。
しかしどうしたことか、米びつの米がどんどん減っていく。あやしむ男が、出かけるふりをしてこっそり見はっていると、
にょうぼうが、にかにかとわらいながら、大釜いっぱいのめしをたきあげて……。

端午の節供と山姥のお話。

著者略歴

著:常光 徹
常光徹:一九四八年高知県生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授。民俗学の著作に『学校の怪談――口承文芸の展開と諸相』(ミネルヴァ書房)『しぐさの民俗学』(角川ソフィア文庫)『折々の民俗学』(河出書房新社)、子どもの本に「学校の怪談」シリーズ(絵・楢喜八/講談社)『妖怪図鑑』(絵・飯野和好)、紙芝居に『ふしぎなうろこだま』(絵・二俣英五郎/ともに童心社)などがある。
絵:飯野 和好
飯野和好:一九四七年埼玉県秩父生まれ。絵本に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)『みずくみに』(小峰書店)[日本絵本賞]「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズ(福音館書店)[小学館児童出版文化賞]『おせんとおこま』(ブロンズ新社)『灰屋灰次郎 灰はございー』(アリス館)など多数。股旅姿で読み語り講演で各地を廻り、人気を博している。

ISBN:9784494014637
出版社:童心社
判型:B5変
ページ数:32ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA