〈創造〉の秘密
シェイクスピアとカフカとコンラッドの場合
著:野上 勝彦
紙版
内容紹介
ある種の作家には、
なぜ「独創性」や「創造性」が顕著に現れるのか!?
シェイクスピアとつき合えばそのイメージの豊かさに
驚嘆する。他の作家たちでも類似の感懐を抱くが、
とりわけ興味が尽きないのがコンラッドとカフカである。
彼らに共通するのは「斬新さ」。
それはどのように生まれるのか。
だが、その淵源はなかなか捉えられない。
ならば作品に現れたその「痕跡」を精緻に探ってみよう
と試みた。
目次
序 「 創造」の謎をめぐって
第1章 復讐悲劇と『ハムレット』
第2章 劇中劇――その創出と劇幻想
第3章 『リア王』と創造性――分析書誌学と本文批評
第4章 言葉の闇――コンラッド『闇の奥』
第5章 確信の形式――『変身』と時代
ISBN:9784779124556
。出版社:彩流社
。判型:4-6
。ページ数:256ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2018年04月
。発売日:2018年04月04日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DS。