講談社文庫
闇の梯子
著:藤沢 周平
紙版
内容紹介
江戸の長屋で板木師として日々腕を磨く清次。兄の弥之助は博打と女に溺れ故郷の家を潰した。恋女房のおたみが重い病を患い、清次は版元の頼みで危ない橋を渡る。金銭授受をめぐる刃傷沙汰から救ったのは、音信不通だった弥之助だった。人生の闇に堕ちる男たちを描く表題作ほか、傑作時代小説全五編を収録。
江戸の長屋で板木師として日々腕を磨く清次。兄の弥之助は博打と女に溺れ故郷の家を潰した。
恋女房のおたみが重い病を患い、清次は版元の頼みで危ない橋を渡る。
金銭授受をめぐる刃傷沙汰から救ったのは、音信不通だった弥之助だった。
人生の闇に堕ちる男たちを描く表題作ほか、傑作時代小説全五編を収録。