出版社を探す

電撃文庫

滅びの季節に《花》と《獣》は 上

著:新 八角
イラスト:フライ

紙版

内容紹介

 幾多の滅びを乗り越えて栄える花の街スラガヤ。そこで人は等しく奴隷として生き、奇蹟の操り手《大獣》に仕えることが定められていた。街にあだなす鋼の虫――《天子》との戦が続くある冬に、その恋物語は花開く。
 人間を貪り食うという伝承を持ち、人々に畏怖されながら郊外の廃墟に居を構える美しき大獣、《貪食の君》。
 全身に刻まれた《銀紋》によって幼い姿のまま成長が止まり、奴隷市場で売れ残った天真爛漫な少女、クロア。
 偶然と嘘から結ばれた二人の関係は、一つ屋根の下でぎこちなく、しかし確かな情愛をもって育まれていく。愛しき日々は、やがて戦場に奇蹟を起こし……。

著者略歴

著:新 八角
第22回電撃小説大賞<銀賞>受賞

ISBN:9784048935715
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:360ページ
定価:650円(本体)
発行年月日:2018年02月
発売日:2018年02月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ